10月17日

積み本消化



ささみさん@がんばらない (9) (ガガガ文庫)

ささみさん@がんばらない (9) (ガガガ文庫)


いいヴィシュヌさん@がんばらないでした。
いつもは展開がズルズルしがちなささみさんですが、今巻はヴィシュヌの物語としてしっかり完結していて読み終わりもスッキリしてた印象。
あくまでヴィシュヌ関連に限っての話なので、本筋は相変わらずどころかますます絶望的になった感がありますが…。





疑心恋心 (ガガガ文庫)

疑心恋心 (ガガガ文庫)


序盤は主人公がひたすら残念なだけのダラダラコメディ。
でしたが、4章で話が動き出してから一気にストーリーが熱を持ち始め、そこからは最後まですっかり引き込まれてしまってました。
悪者が若干ヘタレで山場が欝になり過ぎてないのも豆腐メンタルの自分には読みやすくてよかったです。
千佳関連の展開が終盤見事にポイされてるはちょっと心残りかも。





消えちゃえばいいのに (富士見ファンタジア文庫)

消えちゃえばいいのに (富士見ファンタジア文庫)


主人公の欠落が解禁されるまではよかったのですが、その後に続くものが何も無くて見事にズッコケました。
ストーリー中で1番気になっていた魔女の能力についての説明が「そう言う存在だから」の一言で済まされていたのには愕然。
そこを意味や理由を持たせないコトには主人公に魅力が付加されるコトはないし、それはもう作品そのもに魅力が付加されないのと同義だろう。と
本当にただ「人が100人死にました。おしまい」と言うだけの、だから何なの?と言う感想しか出てこないガッカリな結末でした。