3月20日



映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う 奇跡の魔法!
観てきました。





軽く感想とか


まず言及すべきはミュージカルについてですかね。
今作はプリキュア史上初のミュージカル映画と言うコトで、歌とダンスに彩られたストーリーが展開されます。
と言っても歌とダンスは要所要所に挿入される程度で、全体の1割を占める程度のモノでした。
なので基本的には普通のストーリーアニメとして観賞して何ら問題無いかと。




で、残りの尺で何をやってるかと言う話ですが、何とほぼ全て戦闘です。
今作は開始から5分ほどで敵が現れ、そこから最後の大団円までずっと戦いっぱなしです。
劇場版プリキュア史上最も戦闘が少ない前作から一転、最も戦闘が多い作品へと大転身を遂げています。
正直ミュージカルよりもこの事実の方が重要な気がします。
前作の戦闘シーンの少なさにガッカリしていた人も今作は安心ですね。



逆に言えば日常シーンはほとんど無いので注意。
変身前のプリキュアを見る機会はほとんど無いと思っておいた方がイイです。
冒頭で魔法つかい組とプリンセス組が戦闘を開始する前の数分と最後の大団円以外ではほぼ変身解除してないです。
て言うかそもそもスマイル以前のプリキュアは出番自体が少ないんですけど。


そんな中でもギャグシーンはちゃんと用意されているので、笑う場面は多々ありますw
崩すところは容赦無く崩してくる傾向にあって、場面によってはキュアマリンが大量発生してるような空気になるコトもw
何故かリコが終始キャラ崩壊しているのも印象的で、アニメ本編と比べて誰だこいつ?となるコト必至です。




他に今作の特徴と言えるのが、魔法つかいプリキュアが他のプリキュアより明確に弱いと言う設定になってるコトですね。
これまで先輩組の方が戦い慣れしていると言う描写はさり気なく成されていたものの、ここまで露骨に新人プリキュアだけが弱いと言うパワーバランスになってるのは今作が初めてでしょう。
ファンからプリキュアの新人研修とか言われてるオールスターズシリーズですが、今作はまさにそんな感じでした。
実際劇中でも新人プリキュアと言う単語がやたら飛び交ってます。年齢については言及禁止ですw




そしてオールスターズシリーズで気になるのはやはり声優ですね。
今作ではドキドキ以降のプリキュアがかなり活躍してます。
何と魔法つかい組、プリンセス組だけでなくドキドキ組、ハピネスチャージ組も全員声ありと言う気合いの入れようです。
声ありなだけに出番も十分確保されており、長めに戦闘シーンを楽しむコトが出来ます。
やはりチーム全員が喋れると見栄えが全然違いますね。
スマイル以前のプリキュアの出番を大きく制限してでもこうして声優陣を揃えてくれたのは本当によくやってくれたなと言う感じです。
前作とか喋れるキャラがまばらでありながら全員に均等に出番が回ってくる構成になってて、半ば放送事故でしたからねw
改めて7年分のプリキュアが全員喋ってたDXシリーズは本当にトンデモないコトをやってたんだなと思い知らされます。


スマイル以前のプリキュアについてはピンクプリキュアは全員、その他にはホワイト、マリン、サニー、エコーが声ありです。
エコーはオールスターズ限定キャラなコトもあって出番も濃い目。





とりあえずはこんなところですかね。
ストーリーの詳細についてはいつも通り自分で確認してくださいねってコトで。
ミュージックビデオを見るだけの前作と違って今作はしっかりストーリーものとして楽しめるので、新しい気持ちで観てもらえるんじゃないかなと思います。
前作はいよいよオールスターズシリーズも限界だろと思わせる仕上がりでしたが、今作はよく巻き返してくれてます。









ところで入場時にペーパーを貰ったのですが、何故かリカちゃんでしたw
プリパラで貰うならわかるけど、プリキュアの映画でコレを配布するのは色々マズイ気がw