3月19日



映画プリキュアドリームスターズ!
観て来ました。





軽く感想とか


オールスターズではない、プリキュアのあらたなる物語!
と、宣伝でも強調されている通り、ついに今年から歴代プリキュア総出演と言うコンセプトから脱し、出演プリキュア数が絞られております。
今作はプリンセス、魔法つかい、アラモードの新作3代プリキュアが登場。


DXシリーズ始動以降、ずっとオールスターを貫いてきた春のプリキュア映画でしたが、ついにこの時が来ましたね。
NSで出演声優が絞られた時から何時かはこうなるとは思ってましたが、随分長く粘りましたね。
まだ形になっていたNSシリーズ3作はまだしも、その翌年のカーニバルでは声無しのシーン多過ぎで上映事故みたいになってて、その状態からさらに1年保たせたワケですからね。
ここまでで無理にしゃべれないプリキュアを並べても良いコトはないと思い知らされていたので、今作からの方向転換は喜ばしいコトだと思ってます。




オールスターと言う厳しい制約から解放されたコトで内容は格段に良くなっていました。
プリキュア3代+オリジナルキャラと言う密度が丁度良く、各キャラにしっかり見せ場を作りながらストーリーも妥協無しで1つの映画として高い完成度を誇ってます。
1つ1つのシーンもよく練られていて、作画、BGM、台詞回しとどこを取っても隙が無いです。
アラモードが本編もこれくらい頑張ってくれたら良いんですけどねぇw
シーンごとの切り替わりのテンポも良く、最初から最後まで一切の飽きを感じずに観ていられます。


今作のオリジナルキャラ、サクラとシズクの扱いもまた秀逸でした。
プリキュアだけでも人数が多いのでサクラとシズクの活躍機会も限られてワケですが、少ない時間の中でしっかりキャラの魅力を引き出し、伝えきってくれます。
下積み無しな上に非戦闘員と言う制約の中でもプリキュアの影に隠れるコトなくアレだけの存在感を放っていると言うのだからスゴイ話です。
フル3DCGで描かれるサクラの世界、「桜が原」編の和をモチーフにした印象的な世界観もサクラとシズクの魅力を引き上げるのに高い効果を上げていたと思います。
そろそろ全編3DCGの作品が出てくるんじゃないかと思わせてくれる高い技術の進歩を感じさせてくれました。





とりあえずはこれくらいにしておきます。
今年は本当に良かったです。昨年までとは格が違います
いっそプリキュア知らなくても大丈夫なんじゃないかと思ってしまうほどの面白さでした。
来年以降も3代態勢が続くのか、また別の形が取られるのか、先のコトはわかりませんが今年を見る限り未来は明るそうです。