7月16日


劇場版ポケットモンスター キミにきめた!
観て来ました。



今年の劇場版は史上初のアニメと世界観、キャラクターを共有しないパラレルの物語にして初代のリメイクと言うこれまでに類を見ない衝撃作です。
タケシとカスミがいなくなってたりと改変が激しく初代ファンにくさむすびを浴びせたりもしてますがw
先に言っておくとそんな改変の数々は全く気にならない面白さでした。





軽く感想とか


まずはPVでも推しに推されてるサトシとピカチュウの出会いですね。
プロローグとして描かれるこのエピソードはサトシ旅立ちからホウオウとの出会いまで全く同じとはいかずとも大きな変更はなく大体初代そのままでした。
当時そのままの流れなのにもうこの時点で結構泣きました。リアタイで見てた時は何とも思ってなかったと言うのにw




そしてタイトルコールの後から新キャラのマコト、ソウジとの出会いを始めとしたオリジナルエピソードに突入。
ヒトカゲとの出会いやバイバイバタフリーなど初代を意識したシーンも多数見受けられますが、基本的に全く新しい物語として展開していました。


初代そのままにしないと言うコトは、何だかんだで今時のポケモンに寄せてくるんだろうなぁと思って観ていたのですが、それが大きな勘違いでした。
首藤脚本を思わせる今のポケモンでは到底描かれないであろうシーンが多数見受けられ戦慄しました。
ここで詳しく書くコトはしませんけど、サトシが夢で見た世界とか、ピカチュウが○○したとか、まさかまさかの連続ですよ。
クレジットでは一部脚本が首藤剛志となってましたが、どこからどこまでがそうなんだと言う疑問がグルグルします。
初代ファン、特に首藤ポケモンをよく知る人には是非とも見てほしいです。



完全新作として見ても大変面白く、サンムーンで薄まっている出会い・冒険・バトルと往年の王道展開がストレートに描かれていて見てて熱くなれます。
マコトとソウジも良キャラですんなりと馴染めましたし、初代リメイクと言う舞台に立たされているハンデもまるで気になりませんでした。
むしろ2人の掘り下げが少なくて物足りなく感じるくらいでした。
他にももっと掘り下げてほしいと思うシーン多数で、全体的に尺不足が悔やまれる感は強かったです。あえて今作の不満点を挙げるならコレでしょうね



あとはマーシャドーについても触れておきましょうか。
劇場版定番の新登場の幻のポケモンではありますが、タイトルにも入っておらず劇中でも存在感は薄め。
実際マーシャドーがいなくても全く問題無いくらいの立ち位置でした。
それでもその可愛さとバトルのカッコ良さで見応えは抜群です。





とりあえずは以上で。
今作は史上類を見ない新しい内容の作品でどうなるか想像が付きませんでしたが、本当に素晴らしい内容でした。
初代からある変わらぬ面白さと新しい魅力が見事に共存しており、全てが感動させてくれます。
要所要所で泣かせてくれるのでもう何回泣いたが覚えてません。
初代ファンから、ポケモン初心者、何ならポケモンのコトを知らない人だって楽しめる最高の作品でした。歴代劇場版史上最高の面白さです
今年のポケモン、是非是非観に行ってください。