8月7日



劇場版
仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21の コアメダル
海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船

観てきました。
大まかな感想だけ先に言うとどちらも大いに楽しめました。



ゴーカイジャー
幽霊船と言う舞台から来る暗さや恐怖を軽減するためか前半は歌ってみたり踊ってみたり何かとカオスでした。
後半からゴーカイジャーと敵の決戦に突入するワケですがここからが非常に良かったです。
マーベラスの熱いキャラを前面に押し出した展開には見てるこちらも熱くさせられました。
マーベラスが大好きな自分にとっては本当にゴーカイジャーの1番見たい部分をギュッと詰め込んでくれたなと言う感じで終始惚れ惚れでした。
ロボ戦も本編のようなブッ放しだけに頼るものではないアクション満載の戦闘で見応えがありで最後まで隙無く楽しめました。
スーパー戦隊登場の記念作品としてではないゴーカイジャーと言う1戦隊としての魅力を引き出した素晴らしい出来だったと思います。


夏の映画のお約束によってシルバーは空気でした。
あと珍しく劇場版限定のメカは登場しませんでしたがこの辺はゴーカイジャーと言う戦隊の特性上仕方ないところですかね。




・オーズ
江戸とか将軍とか本編の空気をガン無視してやたらテーマがブッ飛んでるオーズ。
実際観てみてもやっぱりブッ飛んでて何で江戸やねんと言う気持ちにしかなりません。


しかしそんなコトは大した問題ではなくてこの作品の最大の魅力はキャラクターの方にありました。
映司の優しさやアンクとの友情、映司を支えてくれる周囲の人々の活躍など多くの力が集まって敵を打ち倒す様子は感動もの。
オーズの仮面ライダーとしてのカッコ良さもバッチリ保持されていてヒーローとしての魅力も存分に伝わってきます。
ここが見せ所と言うところで雰囲気を盛り上げてくる演出も秀逸。
人間ドラマとしても仮面ライダーとしてもこの劇場版の方が余程TV本編より自分の見たかったオーズと言う作品を見せてくれたなと思います。
て言うかコレが後々本編の今の状態に繋がってくると思うと非常に残念なのですが…。もうコレが最終回でいいよ



あと特筆しておくべきは特別出演のフォーゼですかね。
昨年のオーズは変身ソングで心を掴んでくれましたが今年のフォーゼは登場シーンで心を掴んでくれました。いきなり飛んでくるとかw


フォーゼは見た目や設定からどれだけブッ飛んだライダーなんだろうと気にしてましたが実際に戦ってるところを見てみると意外と普通だなと思えました。
ジェット噴射による空中移動とスイッチによる武装変化と言う戦い方はダブルのアクセルブースターがCLAWsを使ってるような印象。
変身者の弦太郎もいいヤツそうだったし次のライダーにも期待できそうです。