3月15日


映画プリキュアオールスターズ
春のカーニバル


観て来ました。
昨年3作続いてきたNSシリーズが完結したので、今年はまた内容が一新されてます。





軽く構成などの話をしつつ感想とか


公式ページやCMでひたすら歌とダンスが推されている通り、内容の多くを歌やダンスが占めています。
舞台を歌とダンスの国・ハルモニアに移してからの中盤はプリキュアが雛壇にスタンバイし歌とダンスを披露すると共に軽いトークをすると言う、どこぞの歌番組のような展開になっていました。
その他にも突然ミュージカル調になったりと各所に歌とダンスが盛り込まれていました。



歌番組パートで見られるのは各作品ごとに分かれてのOPもしくはEDに合わせてのいつもの3Dダンス。
さらにダンスだけでなくプリキュアたちの日常シーンや思い出のシーンが挿入されており、ミュージックビデオ風の映像作品として楽しめるようになっていました。
このためこれまで常に問題になっていた作品ごとの出番の格差が大幅に改善され、どのプリキュアが好きな人でも一定の満足が保証されるようになっています。
ミュージックビデオなのでセリフが無くても違和感無く見れますしね。


さすがに歌とダンス以外のシーンではセリフの有無など多少の格差はあります。まぁコレは仕方無いコトですね
今作セリフがあるキャラは
プリンセスとハピネスチャージ全員
ピンクプリキュア全員
ほのか、メップル
えりか
あかね
立花
となってます。
ピンクプリキュアが全員喋ってくれるのは嬉しいところ。



そうして歌とダンスがメインになったコトで、戦闘シーンは割を食う形となりました。
今作の戦闘は終盤の最終決戦のみで、これまで序盤のお約束だった新人プリキュアと直前の先輩プリキュアによる濃密な戦闘シーンは一切見られなくなってしまいました。
劇場版の華の1つであった動きの良い格闘戦が見れなくなってしまったのは残念です。こちらは秋の単独映画の方に期待ですかね





特に気になった点はコレくらいですかね。
新シリーズ一発目と言うコトで荒削りな部分も見受けられますが、歌とダンスをメインにすると言う路線変更自体は上手くいっていたと思います。
この形式が次作でも続くのか、はたまた次は別の手を投じてくるのか、来年の春も楽しみです。