4月2日

新年度を迎えアニメ作品も大きく入れ替わったコトですし、この辺で前期のアニメの振り返りでもしようかと思います。
とは言ったモノの全く考えをまとめてないのでちゃんと書けるかどうか相当に疑わしいですが…。


とりあえず今日はディジュエルペットのお話をします。




ディジュエルペットは開始直後はヌルい展開が続いており、かなりガッカリしてました。
面白みの無い内容が淡々と続く様子は無印以来の絶望感。


しかし1クール経過したあたりからグッと内容が引き締まり、一気に面白くなりました。
個々のキャラクターの魅力も大きく増していき、中盤を迎える頃には一転して高い安定度ほ誇る作品になっていたと思います。


そして終盤、中盤の流れをそのままに終わりを迎えるのかと思いきや、話がどんどんダークな方向に進んでいき不穏な空気全開。
最終的には深夜アニメと称されるほどのシリーズ中でも群を抜いての重い展開が繰り広げられるコトになってしまったのでした。



全く予想外にも程がある結末で、甘く見てたなと反省しております。
元より何でもありのジュエルペットシリーズですが、それでもあそこまでやるコトはないだろうと勝手に決めつけてしまってました。
未だジュエルペットの本気は自分の想像の遥か上方に存在しているようです。



で、そんな深夜アニメ展開が好きか嫌いかで言えば大好きでして、ダークな展開ながらも楽しく見るコトが出来ました。
エンディングも悲劇で終わるワケでなく、ちゃんと心を温かくしてくれるモノでしたし、個人的にはシリーズ中でもトップクラスの面白さだったと思ってます。




しかしそうして絶賛しながらも人にオススメするコトを躊躇ってしまうのはこの作品が「ジュエルペット」としてどうなのかと言う問題があるからですね。
わざわざそんな心配をするのは実際にそう言う声をよく聞くからです。
つまるところジュエルペットがいなくても同じ話が成り立ってしまったであろうコトがまずいんでしょうね。
個人的には単純に1つのアニメ作品として楽しめばいいじゃないかと思ってますが、あくまで今は「ジュエルペット」と言う作品について言及する形をとってるので、その意見は端に寄せておきます。


確かに今作はジュエルペット自身の活躍がかなり少ないんですよねぇ。
今作は基本的に人間キャラのみでストーリーが進行し、魔法もドレスアップ時以外ほとんど使用されず、本来主役であるハズのジュエルペットは補佐に回るのが常でした。
まぁ他の作品でも人間>ジュエルペットの構図はデフォなので、人間キャラの方が目立ってるコト自体は何ら問題無いんですけど。
そこを考慮してもルビーがロクに活躍せず成長もしない点、ルビー以外のジュエルペットに至っては束にしても出番自体が少ない点はさすがに問題だったと思います。


そんな中で唯一ルーアはジュエルペットとして非常にスポットを集めたキャラでした。
が、ルーアを中心に物語を組み立てるとそれはそれで確実に問題作が誕生してしまうのが難しいところです。
ルーアとリリアンのエピソードは作中においても特にブラックな部分ですからねぇ…。
ジュエルペットの扱いが極端なのがこの作品と言えるでしょうか。





言いたいコトはこれくらいですかね。
最後にもう1度言いますが個人的には大絶賛してます。
ただしジュエルペットと言うキャラクターそのものを楽しむ目的で見るのはオススメしません。



そして次から新シリーズ、マジカルチェンジですね。
予告を見る限り今度はジュエルペット自身を前面に押し出した作品になる予感です。
ただし人間化と言う要素が加わるのでコレはコレで賛否両論になりそうですがw
まぁ過去には人間からジュエルペットに転身した上に2度と戻るコトがないであろうヤツもいたくらいだからへーきへーき。



あ、あとマジカルチェンジに移行する前に、最後に一言だけ言わせてください。


結局イオタ何者やねん!!
ちゃんと見てたつもりだったんだけど、見逃したのかなぁ…。