7月18日



ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナ
観て来ました。





軽く感想とか


まず語るべきはやはりタイトルにもなっているボルケニオンですね。
ボルケニオンがサトシたちと出会い、何を見て、何を思い、どう変わっていくかがストーリーの軸に据えられており、最も活躍したキャラクターとなっていました。
その出番の多さ、描写の濃さからしっかりとボルケニオンと言うキャラクターを理解するコトが出来、同時に作品全体を理解するコトが出来ます。




そして続くはボルケニオンと共にタイトルを飾っているマギアナ
とりあえず言いたいのは可愛いと言うコトw
観る前から可愛いなとは思ってましたが、実際に動いているところを見たらますます可愛かったです。


出番的にはボルケニオンに比べると控えめな印象。
しかしながら1つ1つの言動が秀逸で、それによりマギアナの心理が明確化されており、非常に印象的なキャラクターに仕上がっていました。
ボルケニオンのようにテレパシーを使えるワケでもないのに、限られた出番の中であれほどしっかりとマギアナと言うキャラクターを描いているのはまったくお見事です。
それ故500年前の出来事まで含め、言及されていない部分が多いのが惜しく感じます。
マギアナをメインにして何かしらの映像作品を1本作ってくれませんかねぇ。




サトシたちの中ではやはりサトシ自身の活躍が1番大きかったです。
ボルケニオンから離れられなくなっていまうと言うプロローグから始まり、ボルケニオンと共にストーリーの核をなすキャラクターとして大いにその力を発揮していました。


サトシ以外のメンバーについてはいつも通りの補佐役ポジションと言ったところでしょうか。特別大きな役割を担うコトはなかったです。
サトシや他のメンバーの手持ちポケモンについてはバトルなり日常なりでみんな一定の出番が確保されていたのは好印象。




あとはバトルについて言及しましょうか。
今作はイベルタルフーパのようにボスキャラ的ポジションのポケモンがいないので乱戦が主でした。
敵キャラについても今作は自分でバトルするタイプではないため、派手なボス戦などは無し。
幻・伝説ポケモン同士の激突もありませんが、多数のメガシンカポケモンとの同時バトルや対人工兵器戦があるためボルケニオンたちの持つ力の大きさはちゃんと実感出来るようになってました。








落とし所がわからなくなってきたので、とりあえすコレで終わっておきます。
今作は人の性、ポケモンの性がしっかり描かれており、バトルシーンと日常シーンのバランスも良く、完成度の高い作品だったと思います。
ポケモン映画に求めるモノが揃っていて隙無く楽しめるので、是非ともオススメしたいです。