劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ
神速のゲノセクト ミュウツー覚醒
ピカチュウとイーブイ☆フレンズ
観て来ました。
ベストウイッシュシリーズの劇場版としては今作が最終章となります。
・イーブイフレンズ
ただピカチュウたちが楽しく遊んで終わりと言うだけのこれまでの短編と比べても特にシンプルな内容でした。
ひたすらポケモンたちの可愛い姿を堪能していられる素敵な作品でした。
その名の通りイーブイとその進化系が勢揃いするワケですが、個人的には特にブースターが可愛かったですw
あのブースターが♀と思っていいでしょうか。唯一王と言うより唯一姫でした
他のブイズは
イーブイ♂
シャワーズ♂
サンダーズ♂
ブラッキー♂
エーフィ♀
リーフィア♀
グレイシア♀
ニンフィア♀
って感じですかね。あくまで自分が見た印象の話ですが
とにかくみんな可愛かったです。
ただストーリーはさほどブイズが活躍するようには出来てなくて、思ったよりブイズの出番は少なかったです。
ほとんど何もしないまま終わる子も結構いましたし。
あと後半の天体ショーは星のCGばかりでポケモンが見えなくなってしまっており完全に失敗だったな。と
その時間をブイズを堪能出来る時間に使ってくれてればもっと良い作品になってたと思います。
帰る場所を求めて彷徨い戦うゲノセクトとそれに関わり合う人間、ポケモンたちとキャラクターの行動の全てが清々しく見てて気持ち良かったです。
ここまで純粋にポケモンたちの生きるために戦う姿を強く描写した作品はDP以降あまりなかったコトもあり久々に感動できました。
小悪党のくだらない悪意とかが混じってくるとどうしても茶番っぽくなりがちなので、そう言う要素が排除されてたのはありがたいです。
そんなストーリー像からミュウツーの逆襲が脳裏に過ぎるコトもチラホラ。実際ミュウツーが出てくるせいもあるかもしれませんが
タイトルにもなっている神速のゲノセクトこと赤いゲノセクトと覚醒ミュウツーのバトルに関してはオマケでしかなかったように思います。
2体でひたすら激突してるだけで他のキャラとの関わりが薄くどうにもストーリーからハミ出していた印象を受けます。
まぁ赤いゲノセクトが逆襲の時のミュウツーのように会話が通じない系のキャラなので仕方ない部分もあるのですが。
ミュウツーの覚醒に関しても前作のキュレムのフォルムチェンジと同様ストーリー上は全くの無意味でした。
そうして赤いゲノセクトとミュウツーが外野に追いやられる中で主人公たる動きをしていたのは間違い無くアクアカセットのゲノセクト。
優しい心を持ち純粋な願いを持って戦う姿は非常にカッコ良く、性格の可愛さも相まって惚れざるを得ない大活躍でした。
おかげで自分の中でゲノセクトの株が急上昇です。
あと公式ページではヤミラミも重要キャラ扱いされてますが、こっちはそうでもなかったかな。と…
ザックリとした感想はこんなものですかね。
長編でボロボロ泣けたのは久々だったので個人的にはかなり満足してます。
ゲノセクトとかプラズマ団が作ったようなポケモンだしどうせロクでもないヤツなんだろ!と思ってましたが一気に印象変わりました。
ベストウイッシュ最終章で素敵な作品だ見れて良かったです。