星のカービィ 参上! ドロッチェ団

星のカービィ 参上! ドロッチェ団

本編は一通り終わったので思ったコトとかでも。
解説、感想、ネタバレと色々入ってます。

難易度は並々だったかと。進むにつれて難しくなるワケでもない感じ
鏡の大迷宮と違ってステージに迷うこともないのでただ進めばいいです。
量的にはそこそこあるので多少の時間は掛かるかと。タイムアタックをするにはけっこうキツイです。
宝箱の探索はステージ選択画面で取り逃しを確認できるのでフォローは簡単です。

ストーリーはケーキ１個から始まるあたり実にカービィらしくていいと思います。
しかし終盤の展開はあまりに脈がなさすぎてガッカリ。
少々ネタバレになりますがラスボスと最後の武器がその場面になっていきなり現れるは良くないと思いました。
何よりドロッチェ団が関係なくなっているのはどうなのかと。
この辺りもう少し何とかして欲しかったです。

ちなみにラスボスはシリーズ中でもかなり弱い部類に入るかと。
倒した後さらに最終形態が続いても何らおかしくないくらいの手応えしかなかったです。

音楽は新規＋流用。
今作ではエアライドの曲なども入っているのでファンにとっては嬉しいところです。
しかし新規の曲の方はイマイチ印象に残らず残念。

今作からの新システムもいくつか。
その中でも恐らく最も特徴的なのはバブル。
お腹の中にバブルに包まれた状態の食べ物やコピー能力、宝箱などを保持できます。
特に宝箱はお腹に入れてクリアしないと獲得できないコトになっています。
バブルは同種類のアイテム同士を合体させるコトができ食べ物同士を繋ぐとトマトになったりします。
コピー能力を繋ぐとルーレットになり能力持ちの敵を２体以上同時に吸い込んだ時と同じようになります。
また宝物を集めていくとコピー能力がパワーアップし特定の能力どうしを合わせてより強化するコトもできるようになります。

バブルアイテムは基本的にフィールドに落ちてるものを拾うしかありません。
しかし新コピーのバブルにより倒したモノをバブル状態にするコトができます。
スクロールにより復活する能力敵を倒し続ければ能力のバブルを無限増殖可能。
これによりルーレットを回し続け欲しいの能力を得ることもできます。
バブル以外にもアニマル、メタル、隠し能力としてゴーストが新登場。
アニマル、メタルともに戦闘よりは障害物の排除に力を発揮。
ゴーストはお遊びです。はしごを下りられないのが難です

他の能力も既存のものながら性能が変更されています。
新ワザを使えたり他の能力とまとめられているものもありました。
マジックに至っては完全に別物に。バブルの登場で必要性が薄れたためでしょうか
今作では能力を取っ替え引っ替えするような状況になっていたのでそのあたりも調整されていたのかもしれません。
前作はソードやスマブラさえあれば何でもできる感じだったので。
そう言えば今作ではスマブラはなくなってます。
個人的に強いと思ったのはソード、ファイア、スパーク、ニンジャあたりですかね。
ボス戦ではトルネイドが非常に有効。

その他システムにも変更点が見られました。
特に気になったのは敵のHPメーターに名前表示がなくなったコトでしょうか。
誰のHPかわからないのはもちろん敵の名前を確認できなくなったのは辛いところ。
あとミニゲームがタッチを使う仕様になったのは大きな変更ですかね。

大体はこんな感じでしょうか。
ストーリーはどうしても不満なのですがその他はカービィを楽しむには十分な内容だったかと。
カービィ好きな人なら買っていいと思います。