積み本消化
- 作者: 砂義出雲,瑠奈璃亜
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/07/20
- メディア: 文庫
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ヒロインが主人公の腸内に寄生するサナダ虫の進化系と言うトンデモ設定。
なのですが体外に分体を切り離し独立した女の子として活動出来ると言う便利能力があるためにほぼ普通のラブコメと化してるのでした…。
内容自体悪くはないのでベタベタなボーイミーツガールを読みたい人なら手にとってもいいのではないかと。
異能バトルも混じってますがその辺に関しては作者が無理矢理趣味をねじ込んでるようにしか思えなくてあまり受け付けられませんでした。
特にラストはかなり茶番っぽくて何だかなぁと言う感じ。
- 作者: 一肇,大朋めがね
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/09/17
- メディア: 文庫
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確かにあとがきの通り終盤にまさかの真実が明かされるワケですがアレをドンデン返しと称するのは違うよなぁと思います。
ただブッ飛んでるだけで予想を裏切るとかそう言う感じじゃないし、読んでみてもあぁそうなんだくらいにしか思えませんでした。
そもそも作品全体の雰囲気からいかにもそう言うラストがやりたそうなオーラが出てましたし意外性すら薄いです。
ストーリー全体がつまらないと言うワケではないのですが、インパクトに欠ける感じに終わってしまったのはやはり残念。
Happy Death Day 自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン (GA文庫)
- 作者: 望公太,晩杯あきら
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2011/09/14
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ただドミノを倒すまでの猶予期間を主人公がどう過ごしたかを語ってるだけなのに全く退屈しないあたりコレはやられたと感心させられます。
結末そのものではなく読んでる間終始付きまとう結末への期待感が作品を面白くしてくれると言う構成で勝ってる作品だなと思います。
結末はアッサリだし、もしかしたらただ投げっぱにされただけなのかもしれませんが、読んでて楽しかったのは間違い無いです。