第3話

極上!!めちゃモテ委員長
第3話「ツルピカお肌でめちゃモテですわっ」




導入部であると思われるリカっちの一件が終了しある意味今回からが本番。
とりあえずは見た目を中心としたモテるモテないの話がメインと思っておけば良さそうか。
今回も春井さんの心の成長を描くイイ話なのかと思いきやニキビが治ってあぁめでたしのサクセス展開。
結局春井さんが元気になったのもニキビが治って機嫌が直ったおかげにしか見えない正直それでいいのかと思う展開。
前回と言いこの作品で重要とされるのは各キャラの内面的な成長ではなく綺麗になるために諦めない心の方らしい。



未海と東條の関係は話が進むに連れじわじわ距離が縮んでいくのかと思いきや最初から未海が押しまくりの構図。
自分の可愛さを理解させるために近付くと言う恋愛要素の欠片も感じさせないこの手の作品にしては珍しい展開。
さすがナルシスト主人公。ここから王道の恋愛に発展していくコトはあるのか
東條にしても早くもただのいいヤツになりつつあるあたり心の傷はそう深くはないらしい。
他の2人については潤滑剤の役割を果たしてる南雲はともかく西崎だけツンツンし過ぎ。
不良キャラとして唯一真っ当な振る舞いをした結果めちゃモテの世界では浮いてしまった悲劇のキャラと言えるかもしれない。
既に未海、東城が接近してるこの状況で西崎を何とかするイベントを起こす余地はあるんだろうか。



未海の態度が大きいのは照れ隠しだと今回明かされたワケだけどそれだと色々噛み合わないような気がする。
これまでの他人に対しての自信溢れる態度はどう見ても照れ隠しのそれじゃない。
そもそも1人で鏡に向かって自分を絶讃してる時点で間違いなく照れ隠しでも何でもなくただのナルシスト。
照れ隠しで態度が大きくなってしまってるにも関わらず周りからはそれが受け入れられ絶讃されてるのもどうかと思うところ。
しかも未海はその状況に悩むワケでもなくただ酔ってるだけだし。
ただでさえ謎が多く説明が待たれる主人公の性格付けなのにさらに疑問を増やすとはやってくれる。
このまま投げっぱなしのされたらどうしよう。




次回 極上!!めちゃモテ委員長
第4話「恋するミニスカ大作戦ですわっ」