３月２８日

積み本消化

おねがいマイメロディ はいすく~る (スマッシュ文庫)

アニメおねがいマイメロディの３年後の世界を描写した小説が登場。
おジャ魔女どれみ16の後追い感が半端無いですがまぁソレはソレってコトで。
ちなみにこの本の中の歌ちゃんは高校２年生。

さすが３年も経つと歌たちもすっかり成長していて感慨深いものがあります。
それに引き換えマリーランド勢はあまりに変化の無さときたらｗ　映画の時もそうでしたけど全く進歩してないです
まぁその変わらなさこそがマイメロなんですけどね。
アニメで登場したネタが数々盛り込まれているコトもあって新しさと共に懐かしさも同時に与えてくれる内容となってます。

ストーリーもクロミたちがダークパワー絡みのアイテムを盗み出すところから地球滅亡の危機を救うまでと相変わらずの流れ。
小説でありながらそのビジュアルまで容易に想像がつくようなまさにマイメロって感じのお話でした。

しかしそうしたマイメロの活躍劇はアニメ当時そのままの面白さで良かったのですが、人間パートは扱いが軽くて物足りなさを感じました。
歌と駆のラブコメはアッサリと決着してしまうし柊恵一の出番は盛り上がりそうで盛り上がらないし潤パートはなおざりだし。
もっと各キャラの心理描写を色濃くしてほしかったところです。せっかく歌たちが成長して新しい姿を見せてくれてるワケですし
もし仮に続刊が出るようなコトになれば今度はもっと歌にスポットが当たってくれたらイイナ！