10月30日



映画HUGっと!プリキュアふたりはプリキュア オールスターズメモリー



昨日言った通り、今日は日曜に観てきた映画プリキュアの話をします。





プリキュアの秋映画と言えば現行作品オンリー、一部特例で直近の先輩が友情出演する程度と言うのが通例ですが、今年はプリキュア15周年と言うコトで異色の作りとなってます。
まずタイトルの時点で現行のハグプリと初代の2大看板となっており、さらにその他の歴代プリキュアも総出演と言う春映画のようなお祭り状態。


とは言えあくまでメインはハグプリと初代の2作品のみであり、キャラ数は絞られているのでしっかりストーリー重視の作品となっています。
もっと言うと中盤ははなとなぎさ、終盤ははなのみにスポットライトが当たる構成になっておりハグプリがもっとも印象に残る終わり方をするので、ちゃんと現行作品を前面に押し出した内容となってます。
はなの人物像を強く描き出したストーリーはTV本編の序盤や春映画でよく見られたそれであり、改めてはなと言う人物の魅力を思い出させてくれました。




ハグプリと初代以外のプリキュアに関しては終盤の戦闘に入ってからの参戦が主な見せ場であり、オールスターズNSの感覚に近いです。
ただNSと決定的に違うのはちゃんと声優さんが揃ってるんですよね。
NSの時点で圧倒的なキャスト不足で完全な放送事故状態、もうプリキュア全員がしゃべる作品は無理なのだとすっかり諦め切っていたのに、それが今になって実現したと言うのだから大事件ですよ。
さすがに人数が人数なので一言発するだけのキャラも多かったのですが、それでも声が出てると言うだけで全くセリフ無しの状態とは絶対的な差があります。
これこそまさに自分が見たかったNSでした。




結局終わってみればハグプリ単体の作品としての面白さ、初代との邂逅、完全なオールスターズの実現と色々豪華過ぎなトンでもない作品でした。
コレが15周年の本気…!!
正直作品が発表された時は、ハグプリだけでええやん初代とかどうでもええわ、などとケチを付けてましたが、実際に観てみて見事にひっくり返されました。
ハグプリだけ見たい人にも初代から走り続けてる人にもオススメ出来る良作です。